焦点距離別の写り方を比較|画角を考えたレンズの選び方

一眼レフの焦点距離ごとの写り方の違いを比較した結果とレンズの使い分け・選び方を解説





一眼レフのレンズ選びって最初のうちは何を選べばいいのかまったく想像もつかないですよね…

正直私も一眼レフデビューしたてのはじめの頃はそうでした。

いろいろな写真を撮ってみたい、もっとステップアップした写真を撮れるようになりたいと思うのとは裏腹にどうやっていいのかわからず悩んでいた日々がありました。

そんなあなたのために交換レンズ選びの目安となる解説を画像付きで解説しました。

今回は、APS-Cモデルの画角で作例を出していますので、ミラーレス一眼をはじめとしたマイクロフォーサーズを使っている方やフルサイズを使っている方は画角が変わってきますので、ご了承ください。

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【実際に一眼レフで検証】焦点距離別の写り方

APS-Cモデルの一眼レフで実際に撮ってみた写真を比較しながら、焦点距離別の写り方を見てみましょう。

今回撮影で使用したモデルは、CanonのEOS7Dで、使用レンズはTamronの18-270mm F/3.5-6.3 Di Ⅱ VC PZDとSP 150-600mm F/5-6.3Di VC USDの2つです。

高倍率ズームレンズと超望遠ズームレンズを使用して同じ場所で画角だけを変えて撮り比べてみました。

APS-Cのカメラは画角が×1.5(Canonは×1.6)となるので、フルサイズより写る範囲は狭くなります。

今回の撮影条件は、APS-Cの一眼レフで撮ったものです。

広角域 18mm〜24mm

広角域と言われる焦点距離18mmと24mmで撮影すると、見た目よりかなり被写体が遠くに見えて写ります。

目で見ているよりも広い範囲が写るので、風景写真には特に向いた画角になります。

タムロンの高倍率ズームレンズの焦点距離18mmで撮影した写真18mm
タムロンの高倍率ズームレンズの焦点距離24mmで撮影した写真24mm

標準域 35mm〜50mm

標準域の焦点距離の代表的な画角である35mmと50mmで撮影。

撮影したカメラがAPS-Cだったため、35mmがちょうど目で見た感じに写ります。

フルサイズのカメラであれば、35mmが標準域の画角となります。

タムロンの高倍率ズームの焦点距離35mmで撮影した写真35mm
タムロンの高倍率ズームレンズの焦点距離50mmで撮影した写真50mm

中望遠域 70mm〜100mm

中望遠と聞くと、あまり聞きなれないかもしれませんが、標準の焦点距離よりも少し寄った写り方をします。

望遠というほど遠いところまでは写りませんが、標準域は遠くのものを写すことができます。

タムロンの高倍率ズームレンズの焦点距離70mmで撮影した写真70mm
タムロンの高倍率ズームレンズの焦点距離100mmで撮影した写真100mm

望遠域 200mm〜300mm

一般的に望遠レンズで使われる画角が、200mmから300mmの間になります。

今回は使用しているレンズが270mmまでだったので、270mmでのサンプル写真になりますが、300mmでもそれほど大きく写り方が変わるということはありません。

かなり遠くまで寄って撮ることができますが、被写体が大きいものでないとそこまで細かくは写せません。

10mmくらい離れた場所なら人物でもいい感じに写すことができます。

タムロンの高倍率ズームレンズの焦点距離200mmで撮影した写真200mm
タムロンの高倍率ズームレンズの焦点距離270mmで撮影した写真270mm

超望遠域  400mm〜600mm

超望遠域は主に飛行機や野鳥撮影などに良く使われる焦点距離です。

遠いところにあるものでも拡大して写すことができ、近寄って撮影できないような場面では一番活躍します。

タムロンの超望遠レンズの焦点距離400mmで撮影した写真400mm
タムロンの超望遠レンズの焦点距離500mmで撮影した写真500mm
タムロンの超望遠レンズの焦点距離600mmで撮影した写真600mm

撮影シーンに応じてレンズを使い分ける

一眼レフの醍醐味は画質の良さもありますが、やはりレンズを変えられることだと思います。

焦点距離ごとにレンズが変わり、その種類はメーカーによっては100種類を超えます。

今回の撮影で使用したような18mmから270mmまで1本のレンズだけで対応できるレンズもありますが、普通はレンズは使い分けることが基本です。

高倍率ズームレンズは、その便利さと引き換えに画質を犠牲にしてしまったりするので、最初にもつ1本にはおすすめできません。

2本目以降なら、画質の違いもわかりやすいので持っていると何かと使えるレンズになります。

次章で、それぞれの焦点距離別のレンズの選び方のポイントを解説していきます。

超広角レンズの選び方

超広角レンズで撮影した都会のビルの写真

超広角レンズは、パースを効かせた写真を撮ることができる独特なレンズです。

とにかく広い範囲を写すことができるレンズなので、撮影時に自分の足など想像もしていないものが映り込んでしまうことがあります。

使い方に少し癖がありますが、目で見た範囲よりも広く写せてインパクトのある写真が撮れるため、インスタ映えしやすいです。

 写り方見ているよりもかなり広く写る
 F値暗くてもOK
 手ぶれ補正なくても問題なし
 重さの平均500g〜700g
 初めてのレンズ×
 焦点距離10mm〜16mm
 人物撮影
 風景写真
 ブツ撮り
 注意点

・画面端の部分が歪むことが多い

・暗所撮影はISO感度設定がいることも

・構図に慣れるまでは時間がかかる

カメオタくん
おすすめレンズはCanonの超広角レンズのおすすめ6選でより詳しく解説しています。

広角レンズの選び方

南国リゾートで広角レンズで撮影した写真

広角レンズは超広角ほどではありませんが、それでも目で見ているよりは広い範囲を写すことができるレンズです。

だいたいの場所であれば、構えればフレーム内におさめることができるのではないかと思います。

風景写真はもちろん、人物と風景を入れて撮りたい時などにも重宝します。

水族館など人混みで狭いところでは特に活躍します。

 写り方見ているよりも広く写る
 F値暗くてもOK
 手ぶれ補正なくても問題なし
 重さの平均200g〜500g
 初めてのレンズ
 焦点距離18mm〜28mm
 人物撮影
 風景写真
 ブツ撮り
 注意点

・画面端の部分が歪むこともある

・F値が暗いと室内撮影は難しい

・大きく写すのには向いていない

カメオタくん

ソニーEマウントの神レンズ!SEL55F18Zの実写レビュー

2017.05.14

標準レンズの選び方

標準レンズで撮影された風景写真

標準レンズは、自分が今見ている景色をほぼ見たままに写すことができるレンズです。

一眼レフのレンズの中でも、一番とっつきやすく初心者向けのレンズと言われています。

広角レンズほどインパクトのある写真は撮れないかもしれませんが、写真の基本を学ぶのには標準レンズは最適です。

標準レンズを選ぶときは、人物や風景、室内など使う場面が多いため、レンズは明るくて手ぶれ補正機能がついている方がなお良いですね。

 写り方見たままの景色が写る
 F値明るいほど良い
 手ぶれ補正ある方が良い
 重さの平均300g〜600g
 初めてのレンズ
 焦点距離35mm〜50mm
 人物撮影
 風景写真
 ブツ撮り
 注意点

・安いズームレンズはぼけにくい

・F値が暗いと室内撮影は難しい

・構図をミスると普通の写真になる

カメオタくん
Canonの標準レンズのおすすめソニーAマウントの標準レンズのおすすめでおすすめ標準レンズをより詳しく紹介しています。
 

中望遠レンズの選び方

一眼レフの中望遠レンズで撮影した女性のポートレート写真

中望遠レンズは、主に人物ポートレートに最適な画角のレンズです。

少し離れる必要があるため、モデルさんとの距離をほどよくとれることからポートレートレンズと呼ばれることが多いです。

テーブルフォトなどの近接撮影は後ろに下がらないといけないので使いにくいですが、子供や女性などの撮影では全体を写して、背景をがっつりぼかすことができます。

 写り方ぼけやすく、少し離れた距離が最適
 F値明るいほど良い
 手ぶれ補正なくてもOK
 重さの平均500g〜800g
 初めてのレンズ×
 焦点距離70mm〜130mm
 人物撮影
 風景写真×
 ブツ撮り
 注意点

・明るいレンズなら手ぶれ補正は不要

・風景でも一部だけを撮る時は使える

・テーブルフォトは下がれない時は厳しい

カメオタくん
ソニーになりますが、私が大好きな中望遠レンズをSEL85F18の実写レビューで詳しく解説しています。

望遠レンズの選び方

一眼レフの望遠レンズで撮影した子供の運動会の写真

望遠レンズは主に200mm〜300mmくらいの焦点距離で使うレンズで、運動会など近くで撮影できない時には必須のレンズと言えます。

レンズが暗くても、焦点距離が長いため、背景はがっつりぼかすことができ、被写体だけを浮き上がらせるような写真を撮ることができます。

近づいて撮れないという特性から、普段撮ることのできないような自然な笑顔の写真に出会える可能性が高いのも望遠レンズならではの魅力です。

 写り方離れた距離から撮れるのでぼける
 F値暗くてもOK
 手ぶれ補正あった方が良い
 重さの平均700g〜1000g
 初めてのレンズ×
 焦点距離200mm〜300mm
 人物撮影◎(動物も◎)
 風景写真×
 ブツ撮り×
 注意点

・200mm以上の望遠域ではぶれしやすい

・近くのものを撮るのには向いていない

・室内や暗いところでは使いにくい

カメオタくん
望遠レンズは、Canonのおすすめ望遠レンズソニーEマウントのおすすめ望遠レンズでさらに詳しく解説しています。

タムロンの望遠レンズで手ブレ補正機能VCを試してみた

2016.11.23

超望遠レンズの選び方

望遠レンズで撮影したカワセミの写真

超望遠レンズは、『バズーカレンズ』と呼ばれる大砲のようなレンズで、とにかく遠くのものを写す時に使います。

普段使いには向いていませんが、野鳥撮影や飛行機、レース撮影など近づいて撮影できないような場面では大活躍します。

レンズ自体で1000gを超えるものがほとんどなので、使うときはレンズについている三脚座も活用しないと、腕がパンパンになってしまいます。

日頃絶対見ることのできない光景を撮ることができる唯一のレンズと言えます。

 写り方かなり離れたところから撮れてぼける
 F値暗くてもOK
 手ぶれ補正あった方が良い
 重さの平均1000g〜
 初めてのレンズ×
 焦点距離400mm〜600mm
 人物撮影◎(動物も◎)
 風景写真×
 ブツ撮り×
 注意点

・重いので長時間の撮影は体力勝負

・レンズに三脚座がないときつい

・室内や暗いところでは使いにくい

焦点距離と写り方の違い【まとめ】

焦点距離ごとに写り方はかなり変わってきます。

同じ写真を撮るのでもアップで写すのか、離れて全体の風景を入れて写すのかでレンズの選び方は違います。

あなたが普段よく撮るもの、撮りたいと思っているものを中心に考えて、レンズを選ぶようにしてください。

レンズはなかなかの値段がするので、一度に何本もまとめて買うことはできません。

まずは標準レンズから始めるのが鉄板ですが、私は広角レンズを初めて触ってどハマりしてしまい、1本目から広角レンズを買ってしまいました。

超広角レンズや広角レンズは、他のレンズにはない独特の写りをするのでおもしろいですよ。

Canonとソニーのおすすめレンズ一覧を1ページにまとめましたので、レンズ選びの参考にしてください。

→Canonとソニーのマウント別おすすめレンズ一覧

 

ただ、レンズを変えるだけでは一眼レフはかんたんに上達はできません。

設定や基礎となる知識をしっかり理解してこそ、レンズやカメラの性能をフルで使いこなすことができるようになります。

本を読むのはどうも続かないという人向けのおすすめ講座があります。

>>一眼レフを最短で上達するためのおすすめ講座の詳細へ

 

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一眼レフの焦点距離ごとの写り方の違いを比較した結果とレンズの使い分け・選び方を解説

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ryopeijun

一眼レフ歴3年の30代初心者カメラマンです。 当ブログは、一眼レフを始めてみたい人や買ったはいいけど、なかなかうまく使いこなせない人に向けて、一眼レフの楽しさを簡単に伝えることを目的として始めました。自分が昔知りたかった情報をもとに初心者~中級者の方におすすめな情報を発信しています。SNSもいろいろとやっていますので、興味持っていただけた方は軽くフォローお願いします★ かなり喜びます。