高倍率ズームレンズの選び方とおすすめレンズのランキング

高倍率ズームレンズの選び方や使い方とおすすめレンズを紹介





高倍率ズームレンズは画質が悪く、あまりいい写真が撮れるレンズではない。

それは間違いです。

高倍率ズームレンズでもちゃんと設定して撮れば、いい写真はたくさん撮れます。

ただ、高倍率ズームレンズと一言で言ってもいろいろあり、どれを選んだらいいのか迷っているあなたにおすすめレンズをランキング形式で紹介しています。

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高倍率ズームレンズの選び方

高倍率ズームレンズは、ほとんどのレンズが広い焦点距離をカバーしており、レンズ1本だけでだいたいの撮影をこなすことができるレンズです。

広角側はそれほど気にしなくてもいいですが、望遠端の焦点距離を選ぶ基準の1つにしましょう。

どれくらいまでズームしたいかをはっきりと決めておくと、レンズ選びも楽になります。

焦点距離の見方

28-300mm F3.5-6.3 Di VC PZDなら、広角28mmから望遠300mmまでなので、300mmで足りるかどうかをチェックします。

どれくらいズームできるかどうか焦点距離別の写り方は『焦点距離別の写り方を比較|画角を考えたレンズの選び方』で詳しく解説しています。

おすすめ高倍率ズームレンズのランキング

各メーカーでおすすめの高倍率ズームレンズをランキングにしました。

結論、タムロンの高倍率ズームレンズが一番コスパも良く、評判もいいので私はタムロン推しです。

1位 タムロン 28-300mm F3.5-6.3 Di VC PZD

タムロン28-300mm F:3.5-6.3 Di VC PZD (Model A010) [キヤノン用]

タムロン28-300mm F:3.5-6.3 Di VC PZD (Model A010) [キヤノン用]

 値段5〜6万 
 フルサイズ対応 ◯
 発売日2014年10月 
 絞り羽根枚数7枚 
 最短撮影距離0.49m 
 F値F3.5-6.3
 手ぶれ補正機構
 フィルター径67mm 
 レンズ構成15群19枚 
 焦点距離

28mm〜300mm

ズーム倍率:10.7倍 

 フォーカスAF/MF
 最大径×長さ74.4×m96mm 
 重量540g  

フルサイズにも対応する28mmから300mmまでの10倍ズーム対応の高倍率ズームレンズです。

円形絞りで屋外での撮影にも心強い簡易防滴構造を採用しています。

タムロンの強みである強力な手ぶれ補正VCの搭載で、望遠域での手ぶれの心配もなくオールマイティな高倍率ズームレンズと言えます。

主な特徴

  • 高倍率ズームなのに24-105 STMと比べてもそんなに写りが変わりなく画質はよい。
  • どの焦点域でも解像しており、色ノリもいいので常用レンズになった。
  • キヤノン純正ズームを使っている人はズームリングの回転が逆。
  • 子供とのお出かけなど荷物が多い時には最強のレンズ。
  • 高倍率とバカにしていたら逆に泣きをみるくらいの良さがある

 

ニコン用はこちら。

2位 シグマ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM

シグマ18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM [キヤノン用]

シグマ18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM [キヤノン用]

 値段4〜5万 
 フルサイズ対応 ×
 発売日2014年10月 
 絞り羽根枚数7枚 
 最短撮影距離0.39m 
 F値F3.5-6.3
 手ぶれ補正機構
 フィルター径72mm 
 レンズ構成13群17枚 
 焦点距離

18mm〜300mm

ズーム倍率:16.6倍 

 フォーカスAFのみ
 最大径×長さ79×101.5mm 
 重量585g  

APS-C専用レンズですが、スーパーマルチレイヤーコートで逆光に強い16倍の高倍率ズームレンズ。

HSMで静音AF、手ぶれ補正もついて望遠域での手ぶれの心配もありません。

主な特徴

  • シグマだけに解像感は高め。普段はそこそこだが決まったとき恐ろしい実力を発揮する。
  • キヤノン純正の18-200よりは表現力も良い。
  • レンズフードがついてくるのも◯。
  • スナップ写真には最強。
  • 超広角域までカバーする高倍率なので使い勝手が良い。
  • 300mmまでカバーしてくれて値段も安いと思う。

 

ニコン用はこちら。

3位  タムロン18-400mm F/3.5-6.3 Di II VC HLD (Model B028)

タムロン 18-400mm F:3.5-6.3 DiⅡVC HLD (Model B028)

タムロン 18-400mm F:3.5-6.3 DiⅡVC HLD (Model B028)

 値段6〜7万 
 フルサイズ対応 ×
 発売日2017年7月 
 絞り羽根枚数7枚 
 最短撮影距離0.45m 
 F値F3.5-6.3
 手ぶれ補正機構
 フィルター径72mm 
 レンズ構成11群16枚 
 焦点距離

18mm〜400mm

ズーム倍率:25倍 

 フォーカスAF/MF
 最大径×長さ79×123.9mm 
 重量710g  

25倍ズームという驚異のズーム性能を持った世界初の高倍率ズームレンズがB028です。

広角側は18mmから、望遠端は400mmまでかなり広い焦点距離をカバーしてくれる高倍率ズームレンズはこのレンズだけで1本あればだいたいの撮影は事足りてしまいます。

APS-Cなら換算600mmとなり、超望遠レンズとしても使えるので、とっさにレンズ交換ができない旅行や運動会などのシーンでは抜群のパフォーマンスを発揮してくれます。

主な特徴

  • 強烈な手ブレ補正機能VC搭載
  • 400mmの望遠まで使える
  • 最大撮影倍率が1:2.9でマクロ撮影も
  • ズームロック採用

 

4位 ソニー FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS SEL24240

ソニー FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS SEL24240

ソニー FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS SEL24240

 値段11〜12万 
 フルサイズ対応 ◯
 発売日2015年3月 
 絞り羽根枚数7枚 
 最短撮影距離0.5m 
 F値F3.5-6.3
 手ぶれ補正機構
 フィルター径72mm 
 レンズ構成12群17枚 
 焦点距離

24mm〜240mm

ズーム倍率:10倍 

 フォーカスAF/MF
 最大径×長さ80.5×118.5mm 
 重量780g  

ソニーEマウント用の純正高倍率ズームレンズがSEL24240。

純正ならではの質感、写りはもちろん、デザイン性や防塵防滴設計など値段が高い分、いい仕事をしてくれるレンズです。

フルサイズにも対応しているので、ソニーのEマウントユーザーなら買って間違いない高倍率ズームです。

主な特徴

  • 1日持ち運ぶには少し重い。
  • 驚くほどの解像感はないが、高倍率として考えるとレベルは高い。
  • 24mmスタートなので風景写真にも使えて便利。
  • オートフォーカスが速くストレスが少ない

 

5位 ニコン AF-S DX NIKKOR 18-300mm f/3.5-6.3G ED VR

ニコン AF-S DX NIKKOR 18-300mm f:3.5-6.3G ED VR

ニコン AF-S DX NIKKOR 18-300mm f:3.5-6.3G ED VR

 値段7〜8万 
 フルサイズ対応 ×
 発売日2014年4月 
 絞り羽根枚数7枚 
 最短撮影距離0.48m 
 F値F3.5-6.3
 手ぶれ補正機構
 フィルター径67mm 
 レンズ構成12群16枚 
 焦点距離

18mm〜300mm

ズーム倍率:16.6倍 

 フォーカスAF/MF
 最大径×長さ78.5×99mm 
 重量550g  

ニコンのAPS-C用なら、AF-S DX NIKKOR 18-300mm一択と言ってもいいレベルです。

ニコン純正ならではの高解像度と4段分の手ぶれ補正効果は、さすがと言うべき純正NIKKOR品質で、値段は高めですが長く使える銘板レンズと言えます。

主な特徴

  • 望遠端でも手ぶれ補正効果が高い
  • レンズが軽い
  • 三脚がなくてもぶれにくい

 

高倍率ズームレンズの使い方

高倍率ズームレンズはいるのか?と聞かれたら2本目以降のレンズに買うなら間違いなくおすすめできます。

高倍率ズームレンズは、1本目に買ってしまうとその1本で満足してしまうことがあるので、1本目のレンズには不向きです。

高倍率ズームが必要な場面とおすすめの撮影シーンをいくつか紹介します。

全てに共通するのは、近くでも撮れて離れても撮れるということですね。

旅行用のレンズ

高倍率ズームレンズは旅行用のレンズとしてはおすすめ

高倍率ズームレンズは旅行用のレンズとしては使いやすい

旅行は撮りたいものがとにかくバラバラです。

また、観光名所や集合写真、街角のスナップなど引きと寄りの構図どちらも使うことが一番多い場面です。

しかも、海外旅行になってくるとツアーなどでさっさと次々に進んでいってしまうので、じっくり構えていたりするとほっていかれたりすることもあります。

そんな時は、とっさにフレーミングできる高倍率ズームレンズが最適です。

ディズニーランドなどのテーマパーク用

遊園地やテーマパークにも高倍率ズームレンズはおすすめ

遊園地やテーマパークにも高倍率ズームレンズはおすすめ

ディズニーランドやUSJなど、テーマパークも同様に全体を写したい時と子供や被写体だけを切り取りたい時が出てきます。

アトラクション前で写真を撮る時は広角レンズが欲しいですし、子供が何かに乗っているときは望遠レンズが必要になります。

シャッターチャンスも一瞬しかないのでわざわざレンズを交換していたら、撮り逃してしまうことになりかねません。

運動会用のレンズ

運動会用のレンズと言うと、望遠レンズが鉄板のイメージですが、実は運動会にこそ高倍率ズームレンズって結構活躍します。

子供が走っていたりするときは望遠で撮れますし、休憩中やご飯のときなどのスナップ写真は広角端でさっと撮ることができます。

運動会で撮る写真は走っているシーンだけじゃもったいないですよね。

せっかくなんで、いろんな姿を残してあげたいものです。

ビデオカメラでは残せない写真ならではの良さをアピールするためにも、いろんな撮影シーンに対応できる高倍率ズームレンズはおすすめです。

高倍率ズームレンズのデメリット・注意点

高倍率ズームレンズのデメリットと注意点の解説

高倍率ズームレンズのデメリットと注意点の解説

高倍率ズームレンズっていいところばかりなイメージを持ってしまいがちですが、実はデメリットもいくつかあります。

どうせ買うならしっかりデメリットも理解してから買うようにしてくださいね。

解像度は低く画質は良くない

高倍率ズームレンズは、単焦点レンズや一般的なズームレンズと比べると解像度は低く、決して画質がいいとは言えません。

カメオタくん
普通のズームレンズとそんなに変わらない大きさで作られていることを考えると、まぁ納得。

単焦点レンズと撮り比べてみると、さすがにその画質の差は歴然としてわかりますが、普通のズームレンズと比べると正直素人目ではそんなに違いはわかりません。

ただ、スナップや本気で解像度の高い写真を狙って撮りたいというわけでないなら、解像度はそれほど気にしなくてもいいと私は思っています。

意外と値段は高い

高倍率ズームレンズはメーカーによっても値段は変わってきますが、調べてみると平均して5万〜10万円くらいが相場の値段です。

5万なら意外に安いかなって思いがちですが、5万円あれば単焦点レンズならヘタしたら2本は買えてしまうんですね。

画質を妥協して買うには少し高いなと感じることもあります。

10万円を超える高倍率ズームレンズは光学性能もそれなりにレベルが高く、画質もある程度期待できますが、それでも値段はやっぱり高いです。

ただ、その便利さをお金で買うなら、安い買い物と言えますね。

便利すぎて他のレンズが使えなくなる

初心者のうちに高倍率ズームレンズにどっぷりハマってしまう一番のデメリットがこれ。

便利すぎてこのレンズだけで満足してしまうことにあります。

最初に高倍率ズームレンズに慣れてしまうと、ある程度の画質とその便利さに満足してしまって、上達欲がなくなってしまうことが一番よくないです。

70点くらいで満足してその上を目指さなくなってしまう可能性があります。

私の中で、単焦点レンズは90点くらいと思っています。

一度90点を体験してからの70点なら問題ありませんが、最初に経験するのが70点だと、結構そこで満足してしまうことって多いんですよね。

カメオタくん
70点って結構いいじゃん。もうこれでいいや。

↑こうなってしまうと、カメラの上達も止まってしまうわけです。

いろんなレンズを使っていろんな写真を撮ったほうがさらに写真も好きになりますし、あくまでメインレンズではない使い方がおすすめです。

高倍率ズームレンズのメリット

高倍率ズームレンズのメリット

高倍率ズームレンズのメリット

高倍率ズームレンズは便利です。

便利レンズならではのデメリットもありますが、まずは思いつくメリットをざっと紹介します。

広角から望遠まで幅広い焦点距離をカバー

高倍率ズームというだけあって、ほとんどの高倍率ズームレンズは10倍〜15倍くらいのズーム倍率になっています。

広角レンズ、標準レンズ、中望遠レンズ、望遠レンズの4本を1つのレンズにまとめたようなイメージですね。

高倍率ズームレンズが1本あるだけで、近寄って撮ることも離れたところから撮ることもできます。

どこかへ写真を撮りに行こうと狙ってこのレンズとこのレンズと決めて撮りに行ける人は問題ありませんが、レンズ選びに迷う人は使いやすいレンズと言えます。

レンズ交換がいらない

当たり前ですが、高倍率ズームレンズ1本つけていれば、ほぼどんな場面でも対応できるのでレンズ交換する必要が無くなります。

特に屋外でレンズ交換をする時は、ゴミやほこりなど神経質になるのでレンズ交換の回数は少ないに越したことはありません。

面倒な一眼レフのレンズ交換方法|ゴミやほこりに注意!

2016.09.28

フルサイズ対応レンズが多い

キヤノンやソニー、ニコンなど純正レンズで高倍率ズームレンズはラインナップが少ないです。

ですが、タムロンやシグマなどサードパーティー製のレンズが多く、APS-Cだけでなくフルサイズにも対応したレンズがほとんどでAPS-Cユーザーも安心して長く使うことができます。

私は一眼レフを買ったころは、APS-Cユーザーで高倍率ズームレンズは使っていなかったのですが、単焦点やズームレンズを中心に使ってきました。

結局ソニーのフルサイズに乗り換えたんですが、持っていたレンズがほとんどAPS-C専用レンズだったので、いずれフルサイズに乗り換えることを考えるなら、高倍率ズームはフルサイズ対応が多いのでいいです。

普通のズームレンズと高倍率ズームレンズの比較

一般的なズームレンズと高倍率ズームレンズがどれくらい違うのかを一覧で比較してみました。

同じレベルの比較にはなりませんが、参考までに単焦点レンズの比較情報も書いています。

 広角ズーム標準ズーム望遠ズーム高倍率ズーム単焦点
画質×
F値暗くてもOK××
重さ×
レンズの種類少ない多い多い少ない多い
値段安い
焦点距離の幅×

高倍率ズームレンズの一番の強みは、レンズ1本でかなり広範囲の焦点距離をカバーできる点にあります。

ズームレンズは、広角・標準・望遠と1本のレンズだけではズーム域が狭いことが普通です。

レンズを選ぶときにある程度の焦点距離は考えておく必要があります。

自分の欲しい焦点距離が決まっている場合は問題ありませんが、よく使う焦点距離がはっきり決まっていない場合は高倍率ズームレンズは便利でおすすめです。

まとめ

高倍率ズームレンズはその便利さと引き換えに知らず知らずのうちにリスクを抱えてしまっているんですね。

高倍率ズームレンズは便利ですが、自分の足で構図探しができなくなってしまうので慣れすぎは禁物です。

高倍率ズームレンズが悪いというわけではありませんが、ある程度の性能なので慣れてしまうと高倍率だけでも十分じゃないかってなってしまうんですね。

その便利さ故に依存性が高くなりがちです。

 

ただ、レンズを変えるだけでは一眼レフはかんたんに上達はできません。

設定や基礎となる知識をしっかり理解してこそ、レンズやカメラの性能をフルで使いこなすことができるようになります。

本を読むのはどうも続かないという人向けのおすすめ講座があります。

>>一眼レフを最短で使いこなす講座の詳細へ

 

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ryopeijun

一眼レフ歴3年の30代初心者カメラマンです。
当ブログは、一眼レフを始めてみたい人や買ったはいいけど、なかなかうまく使いこなせない人に向けて、一眼レフの楽しさを簡単に伝えることを目的として始めました。自分が昔知りたかった情報をもとに初心者~中級者の方におすすめな情報を発信しています。SNSもいろいろとやっていますので、興味持っていただけた方は軽くフォローお願いします★ かなり喜びます。