一眼レフで室内撮影する時の設定|暗い場所での手ぶれを防ぐ





室内や体育館など暗い場所での撮影はどうもうまくいかないことが多いですよね?

せっかく一眼レフ買ったのになんできれいに写せないんだ?って悩むこともしばしばです。

室内での撮影は、屋外と比べると暗くなりがちなので明るく写せない、また手ぶれしてしまうという方も多いのではないかと思います。

どれだけいいカメラを使っても設定がしっかりとできていないと結局きれいに撮ることは難しいんです。

今回は、そんな室内での撮影時の悩みや撮影テクニックに重点を置いて解説していきたいと思います。

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室内撮影時の環境を考える

まず第一に室内は 暗い です。

暗いとどうなるのか?

当たり前ですが、撮影した写真が暗くなってしまいます。また暗いところでシャッターを切る時は、シャッタースピードが遅くなってしまいます。

つまり、シャッターを押してから撮影するまでの時間が長くなってしまうので、手ぶれしやすくなるわけですね。

暗いところでは、シャッタースピードが遅くなるためちょっと動いただけで手ぶれが起こりやすくなる。

室内に当てはまるような場所はおおよそこんな感じです。

  • 自宅の部屋の中
  • 学校などの教室
  • 日陰や夕方
  • 体育館

天気がいい日の室内のように自然光がある程度あれば、そこまで問題にはなりませんが、曇りの日の室内や体育館など自然光が少ない時は、暗くて手ぶれしやすい最悪の状況になってしまいます。

手ぶれしやすいシャッタースピードの目安

手ぶれしてしまった時に何がダメだったのかがわかっていないと、また同じような写真を撮ってしまうことになりかねません。

一番わかりやすい目安として、シャッタースピードの目安を覚えておきましょう。

手ぶれしてしまう原因のほとんどは、シャッタースピードが追いついていないためです。

被写体が動いてしまう被写体ぶれもありますが、初心者のうちはカメラ自体の設定の問題の方が多いんです。

通常、手ぶれしないシャッタースピードは使用しているレンズの焦点距離と同じくらいの速さが必要です。

50mmのレンズを使っているなら、1/50秒のシャッタースピードが必要という計算になります。

ちょっと暗いところで撮ると、シャッタースピードは1/10秒とかかなり遅くなってしまうことがほとんどです。

焦点距離分のシャッタースピードにならない場合は、後で解説する絞りやISO感度の設定をいじってみると改善されることがあります。

一眼レフで室内撮影に向いている撮影モード

はじめに室内での撮影には、オートモードは使わないようにしましょう。

オートモードは、カメラが周りの明るさを自動的に判断するため、自分が目で見ている明るさの通りに撮れなくなりやすいためです。

カメラの判断する明るさは私たちが目で見ている明るさよりも暗めに写ります。

そのため、室内撮影ではなおさら暗くなってしまうんです。

室内撮影では、シャッタースピードを自動的に決めてくれる絞り優先モードがおすすめです。

CanonならAV、ソニーならAのモードにダイヤルを合わせておきましょう。

ストロボなし(フラッシュ)で撮影する

まず初心者がよくしてしまう間違いで、暗い室内でフラッシュをたいて撮影してしまうことです。

室内撮影時はフラッシュは切っておきましょう。

オートモードで撮影していると、カメラが自動的に暗さを感知してフラッシュをたいてしまうことがありますが、これはやめましょう。

フラッシュをたいてしまうと、一部分だけがスポット的に明るく写ってしまうのでおすすめはできません。

上の写真は室内でフラッシュをたいて撮影したものです。7月中旬の夕方18時45分頃に薄暗い自然光の中で撮影しました。

ちなみにこれはカメラ本体に内蔵されているフラッシュを使用しています。

被写体までの距離は約70センチほどです。

どうでしょう?フラッシュが届く範囲のみが明るく写って、周囲が暗いままになってしまっていることがわかりますよね。

フラッシュをたいていない方が自然な写り方になっていることがわかると思います。

暗さは露出の補正でまかなえるので問題ありません。

ですが、フラッシュをたいてしまうと、被写体の周辺にしかフラッシュが届かず、不自然な写真となってしまいました。

外部ストロボと呼ばれる大きめのフラッシュを使う場合は、フラッシュが届く範囲も広いので問題はありませんが、通常使うフラッシュだとこのようにイマイチな写真になってしまいます。

入門編のおすすめ外部ストロボを紹介しておきます。

 

このクラスの外部ストロボを使用して、フラッシュの光を天井や壁に向けて撮るバウンス撮影をすれば、部屋全体を明るく写すことができます。

さっき撮り比べた写真以上に明るくいい雰囲気の写真が撮れるようになりますよ。

絞り(F値)を低くする

絞りを開いて開放よりの値に設定することで、シャッタースピードを上げることができるので、F値のダイヤルをまわしてみましょう。

絞りやF値については過去記事で紹介していますので、参考にしてみてください。

一眼レフで背景をぼかした写真の撮り方|カメラの設定も実例ありで解説

2016.06.28

わずかしか変わらないかもしれませんが、写り方も少し明るくなりますよ。

外よりもちょっと暗い程度の明るさであれば、絞りの数値の設定を変えてあげるだけでも手ぶれしにくくなります。

ただ絞りを開きすぎると、ぼけ具合が大きくなってしまうのでバランスを見るようにしてください。

ISO感度を上げる

ISO感度を上げてカメラに光を与えてあげると、さらにシャッタースピードを早くすることができます。

絞りの設定を変えても改善されない場合は、ISO感度の設定にうつります。

ISO感度については、こちらの記事で詳しく紹介していますので、参考にしてみてください。

今さら聞けない一眼レフのISO感度|ISOオートを卒業するメリット

2016.07.23

ISO感度は上げれば上げるほど、シャッタースピードも早くでき、手ぶれも防ぐことができますが上げすぎるとノイズやざらつきが出てしまうので注意が必要です。

室内撮影時は、ISO800くらいで撮影してみてまだぶれるようであればISO1600くらいまでにしておいた方が無難です。

室内では明るいレンズを使う

物理的に改善したい場合は、レンズを明るいものに変えるのも1つの手です。

キットレンズなどはだいたい開放3.5くらいからスタートし、ズームレンズになるとズームしたらF5.6くらいまでなってしまいます。

F5.6だと、シャッタースピードもかなり遅くなってしまい、いくら設定をしっかりしてもうまく撮れないこともあります。

そもそも室内は暗いことが多いので、レンズ自体が明るい方がよりきれいに写すことができるようになります。

明るいレンズ=F値の低いレンズ です。

主に単焦点レンズと呼ばれるレンズですね。

ズームレンズはどうしても開放F値がF3.5くらいからとなってしまいますが、単焦点レンズになるとF1.4などかなり明るいレンズもラインナップされています。

この方法が一番劇的に写りが改善されますので、カメラの設定云々ではどうしても改善できない場合は試してみてください。

明るいレンズと言っても、いきなりレンズを買うのは高いのでレンズをレンタルして試してみるのもありですよ。私も良く使ってます。

【2018年版】今話題の一眼レフやレンズのレンタルサービスを比較

2016.08.05

三脚・一脚を使う

手ぶれを防ぐのに一番効果的なのが、カメラを固定してしまうことです。

カメラを固定してしまえば、シャッタースピードが遅くても手ぶれすることはなくなります。

よほどのスローシャッター時でない限りは問題ありません。

三脚というとなかなかたいそうなので、持ち運びも大変ですが、一脚であれば価格も安く、機動力も抜群で持ち運びもしやすいといいことづくめなので一本持っておくと重宝します。

一脚は持ち運びもしやすく、荷物になることもないのでとっさの時に便利ですよ。

私が普段使っているベルボンの一脚はなかなかおすすめです。

ベルボン製おすすめ一脚ウルトラスティックスーパー8のレビュー

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一眼レフの室内撮影【まとめ】

上記のカメラの設定を変えて撮影した写真がこちらです。

撮影の時間は朝方になってしまいましたが、自然光は同じくらいの状況で撮影しました。

F値とISO感度を上げただけで、薄暗い中でもまともな写真がとれました。カメラの設定1つでこれだけ違った写真が撮れるようになるんです。

奥のドアに写っている白熱灯の光を見ると、自然な色がそのまま残っていることがわかります。

無理やり明るさを矯正しようと思うと、色味がおかしくなってしまいがちですよね。

手持ちで撮影していますが、三脚や一脚で固定してあげるとISO感度を下げることもできるので、さらに画質の良い写真が撮れますよ。

 

一眼レフはスマホや普通のコンデジと比べて、ボタンやダイヤルも多いので設定や撮り方などが難しいと思われがちです。

確かに慣れるまでは何から触っていいかわからずにつまづいてしまうことも多いです。

しかし、設定や使い方に慣れてしまえば雑誌やプロのカメラマンが撮っていたような写真でも撮ることはできます

設定や撮り方を体系的に学べる教材で勉強するのも1つの手です。

>>買い切りでずっと使える一眼レフ上達講座の詳細はこちらへ

 

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ryopeijun

一眼レフ歴3年の30代初心者カメラマンです。 当ブログは、一眼レフを始めてみたい人や買ったはいいけど、なかなかうまく使いこなせない人に向けて、一眼レフの楽しさを簡単に伝えることを目的として始めました。自分が昔知りたかった情報をもとに初心者~中級者の方におすすめな情報を発信しています。SNSもいろいろとやっていますので、興味持っていただけた方は軽くフォローお願いします★ かなり喜びます。