プログラムAEとオートの違いを図解|使い方やおすすめの利用シーン





一眼レフを始めたばかりの時は、ついついその手軽さからオートで撮ってしまいますよね。

オートでも一眼レフはそれなりに高画質なので、面倒な設定なしにきれいな写真を撮ることは十分に可能です。

でも、どことなく満足できない写真になりませんか?

その原因は、カメラの設定にあります。

今回は、オートと初心者でもとっつきやすいプログラムAE(通称Pモード)の違いや使い方、おすすめの撮影シーンについて初心者目線で解説してみます。

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プログラムAEとオートの違いを比較

一眼レフのプログラムAEとオートモードの違い

プログラムAEモードは、Pのダイヤルに合わせると使えます。

このモードでは、オートでは設定できないF値(絞り)とシャッタースピードを自分の好きなように設定することができるようになります。

F値とシャッタースピードについては、こちらの記事を参考にして下さい。

F値を変えると、背景をぼかした写真が撮れるようになります。シャッタースピードを変えると、動きのある写真が撮れるようになります。

これらはオートモードでは絶対にできないので、初心者の方もまずはプログラムAEモードを一度使ってみてください。

オートとプログラムAEモードの設定内容の違いを表にしてみました。

設定項目オートモードプログラムAEモード
ドライブモード(連写)4種類8種類
フラッシュモード3種類4種類
露出補正自動のみ
絞り(F値)×
シャッタースピード×
フォーカスモード3種類4種類
フォーカスエリア×○(4種類)
ISO感度自動のみ手動設定可能
測光モード×○(3種類)
ホワイトバランス×○(12種類)
HDR×
ピクチャーエフェクト×○(13種類)

オートでも設定できる項目はありますが、プログラムAEモードに変えるだけで、かなりの設定項目が増えることがわかりますね。

大きく変わる点は、絞り・シャッタースピード・露出が好きなように設定できることです。

これらの機能を知らずにただ触っているだけでも、カメラ上達への近道となることは間違いありません。

Pモードと全自動モードでの写り方の違い

プログラムAEとオートの写り方の違いは実際の写真を見た方が早いので、2つのモードで撮り比べてみました。

オートモードとプログラムAEモードの違い

※クリックで拡大します。

どうでしょうか?この写真は特に現像もしておらず、JPEG撮って出しです。

露出(明るさ)の設定が変えられることによって、これだけ写り方に差が出てきます。

もちろん、オートモードでもそれなりには写りますが、後々のステップアップを考えると、プログラムAEモードを使った方がいいということがおわかりいただけると思います。

今回はテーブルフォトで撮影しましたが、動きものを撮ったり、さらに背景をぼかしたりすることも設定内容次第で可能となります。

写真の幅が広がりますよね。

オート(全自動モード)のメリットとデメリット

まず、オートモードを使う時のメリットですが、何より設定が必要ありません。オートなんですから。

オートだけに。ほとんどの設定をカメラ本体が自動でしてくれます。

何から設定をしたらいいかわからない人にはおすすめの撮影モードです。

使い方や設定のやり方なんかが全く分からないうちは、このモードで一眼レフ自体に慣れるのはいいことです。

しかし、ずっとこのモードで撮り続けるのは、一眼レフのいいところを殺してしまっていることになるので、後々はステップアップしていきましょう。

オートモードの4つの弱点

一眼レフのオートモードの弱点

オートモードにすると、設定できる項目が限定されてしまいます。もちろん、名前の通りオートですからね。

オートモードと言うくせに、設定できる項目があるんだって感じですが、2~3項目は設定することができます。

メーカーによって違いますが、Canonであれば、ドライブモード(1枚撮影、連写にするか)とフラッシュモードの2項目のみ設定が可能です。

ソニーであれば2項目に加えて、オートフォーカスモードも設定することが可能です。

つまり、明るさや色合い、F値、シャッタースピードなどのメインとなるような設定はできません。

オートモードで撮影していると、何かぱっとしない写真が多くなります。

と言うのも、一眼レフが自動的にシーンを判断して設定を決めてしまうからです。

今目の前であなたが見ている景色をそのまま写真に収めることができないんです。

例えば、明るさについて言えば少し明るくなりすぎて若干露出オーバーになってしまったりということが頻繁に起きます。

カメラは天気の状態や照明の明るさまで細かく把握できないので、見た目の写りを求めるなら、オートでは難しくなります。

いい写真を撮るには、あえての設定がものを言うのです。

これはよくある失敗例なんですが、例えば室内など薄暗いところで写真を撮る時、オートモードにしていると、決まってフラッシュが光ってしまいます。

意図しないところでフラッシュが光ると、本来明るいところで写真を撮っているはずなのに、逆に写真を撮ると、暗く写ってしまったりしてしまいます。

不要なフラッシュがついてしまう室内撮りの場面での撮影テクニックについては、こちらを参考にしてみてください。

一眼レフで室内撮影する時の撮り方や設定|手ぶれを防ぐ秘訣

2016.07.25

フラッシュのこととかぶってしまいますが、オートモードにしていると、露出(明るさ)を変えることができません。

つまり、本来の見たままの明るさで撮れるにも関わらず、あえて暗い設定で撮ってしまうという問題が発生してしまいます。

一眼レフはコンデジやスマホと違い、高性能なのにわざわざコンデジのような設定で撮ってしまっているということになってしまいます。 

Pモード(プログラムAE)の使い方とおすすめの場面

プログラムAEモードは、絞りとシャッタースピード、明るさを自由に設定できるため、より自分の見た目に近いイメージで写真に残すことができます。

どんな時にプログラムAEモードがおすすめなのかをまとめてみました。

おすすめの撮影シーン

  • 明るさが合わない時
  • 手ぶれしてしまう時
  • 背景をぼかした写真を撮りたい時

明るさが合わない時と言ってもなかなかイメージがわかないと思うので、私の過去の失敗写真を元に解説します。

背景の明るさと被写体の明るさが合わずに失敗した写真

この写真のように背景と被写体の明るさが極端に違う場合です。

このような場面でオートを使うと、カメラの明るさ判断の基準が合わずに失敗してしまうことが多いです。

オートで撮ると、ピントを合わせた被写体が暗すぎるのでフラッシュをたいて撮影してしまうことになります。

この状態で内臓フラッシュを使用して撮ると、顔だけが白くなった微妙な写真となってしまいます。

こういった場面でプログラムAEなら、明るさ(露出)を自由に変えることができるので、明暗差を埋めることができます。

プログラムAEを使っても、どうもうまく色が合わない場合はAEロックという方法で解決することができます。

AEロックとは

ピントを合わせる位置を自分で決めて、その場所で測光し、その明るさのままでシャッターを切ることができる機能。

AEロックで明るすぎるところと暗すぎるところの中間の明るさにフォーカスしておきます。

そこでAEロックボタンを押して、オートフォーカスを合わせることで中間の明るさにフォーカスしてシャッターを切ることができます。

つまり、明るすぎたり暗すぎるところでピントを合わせないので、自分の好きな明るさのところでロックできるというわけです。

AEロックの使い方の解説

先ほどの写真を再度見てみましょう。

ピントを合わせる時に中間くらいの明るさのところで、AEロックをしておくことで被写体の明るさをコントロールすることができます。

この状態でピント合わせをすれば、明るさが足りないということは無くなります。

また、手ぶれがきになる場合も、プログラムAEモードは有効です。

手ぶれが起こるということは、シャッタースピードが足りていないということ。

シャッタースピードを確保するために、絞りの数値を変える必要が出てきます。

でも、オートモードでは明るさを変えることはできませんよね。

不本意なフラッシュでなんでやねんってなることもしばしば。

そんな時もプログラムAEならとっさの明るさ調整もかんたんにできます。

【まとめ】プログラムAEとオートの違い

オートとプログラムAE(Pモード)の違いや使い方を中心に説明してきました。

一眼レフはスマホなどとは違って、設定がものを言うカメラです。

どんなに高いカメラを買っても、うまく設定できなければ宝の持ち腐れになってしまいますよね。

反対に安いエントリーモデルの一眼レフでも、設定次第ではいい写真はいくらでも撮れると言うことです。

オートを卒業して、まずは入門とも言えるプログラムAEモードを試してみてください。

絞りやシャッタースピードについて、理解ができてきたら絞り優先モードやシャッタースピード優先モードも使えるようになってきます。

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ryopeijun

一眼レフ歴3年の30代初心者カメラマンです。
当ブログは、一眼レフを始めてみたい人や買ったはいいけど、なかなかうまく使いこなせない人に向けて、一眼レフの楽しさを簡単に伝えることを目的として始めました。自分が昔知りたかった情報をもとに初心者~中級者の方におすすめな情報を発信しています。SNSもいろいろとやっていますので、興味持っていただけた方は軽くフォローお願いします★ かなり喜びます。